山梨県笛吹市で屋根や棟の修理業者をお探しの際は、創業100年を超える老舗【一ノ瀬瓦工業】にお任せください。
本記事では、「屋根のてっぺん、棟の修理・工事|屋根のてっぺんリフォーム」の運営企業のひとつ【いらか】の成田 崇が【一ノ瀬瓦工業】の5代目社長 一ノ瀬 靖博について実績や人柄、日本建築・屋根・棟への想いを紹介します。
創業100年超の老舗屋根屋 一ノ瀬瓦工業
一ノ瀬瓦工業は山梨県笛吹市を拠点に山梨県全域の屋根工事に対応しており、屋根のプロが集う創業100年超の老舗屋根屋です。
「屋根と雨樋相談会」という、職人に直接質問や相談のできるイベントも不定期開催しています。
相談会の詳細含め、一ノ瀬瓦工業の屋根工事や屋根棟工事における強みを以下の記事に詳しく載せているため是非ご覧ください。
5代目社長 一ノ瀬 靖博
アートへの関心を経て世界に誇る日本建築の魅力を実感
きっかけは”伝統的でデザイン性のある”京都の街並み
先代から家業を継ぐ前は音楽や絵画などのアートに興味をもち東京で活動していました。
地元山梨県笛吹市に戻り5代目として家業を継ぐこととなったきっかけは、日本の古都京都の街並みに触れたことです。
京都は歴史ある街として有名です。しかしその街並みは歴史を感じさせるにも関わらず”古臭さ”はなく、むしろデザイン性に関しては新しささえ感じます。
これは日本の文化であり世界に誇れる”アート”であるという気付きと、そこに家業の瓦が携わっていることの喜びが、その後製作・販売を開始する瓦を使用したプロダクトブランド「icci KAWARA PRRODUCTS」にも繋がったと言えるでしょう。
海外での活動で感じた日本建築の魅力と可能性
1998年、22歳で地元山梨県に帰郷し一ノ瀬瓦工業に入社したのち、海外進出も視野に入れ2007年にはイタリア、翌年にはオーストラリアに短期留学し異文化を吸収して持ち帰りました。
さらに2015年には、アメリカ・コネチカット州 イェール大学アートギャラリーでの「Japanese Tea Gate Project」に唯一の日本人瓦葺士として参加しました。
イェール大学の敷地内に日本建築を建てるというプロジェクトです。
日本建築の緻密な技術の上に成り立つ芸術性や、日本の職人の仕事に対する向き合い方などを伝えることができました。
日本建築の魅力を広めたい、瓦を身近に感じてほしい
一ノ瀬 靖博の考える瓦の魅力
海外での活動を通して、日本建築や瓦の魅力を実感するとともに日本人の自国文化への関心の低さも痛感します。
そこで注目したものが瓦を使用したアートです。
伝統的な日本建築は木材を主なる建材としていることから、火に弱いという特性を持っていました。
そのため昔の人々は神様に家を守ってもらうべく、雲の形をした鬼瓦や水の神様であるシャチホコを屋根棟の端などに設けたという背景があります。
日本建築および瓦には、古の日本人が自然とその神様に敬意を示し共存を願った歴史が込められているのです。
瓦には非常に優れた耐久性をはじめとした機能面での魅力が多くあります。ただしそれだけではなく、平穏への祈りといったストーリーも瓦の持つ大きな魅力のひとつではないでしょうか。
しかし当然ながらそういった歴史や想いは昨今の日本人にとっては遠いものとなってしまいました。
生活様式の変化を考えれば仕方のないこととはいえ、魅力溢れる瓦が少しでも現代の日本人にとっても身近なものであればと考えています。
瓦プロダクトブランド「icci KAWARA PRRODUCTS」を始動
2016年に5代目を就任し、日本建築の魅力を広める一端として「日本が誇る屋根材【瓦】をより身近に感じてもらう」というコンセプトのもと瓦プロダクトブランド「icci KAWARA PRRODUCTS」を始動しました。
「A BATHING APE」のグラフィックデザインでも知られるハイロック氏をアートディレクターとして迎え、現代アートやグラフィックとの融合によって瓦のスタイリッシュな一面を日用品という形で提案しています。
商品に共通している「いぶし銀色」は伝統的な瓦の種類の一種「いぶし瓦」の色です。
瓦は釉薬によって鮮やかな色に色付けすることもできるものの、あえて伝統的な色合いを選んでいます。
瓦を使用したネームプレートやマグカップ、プレートなどは洗練されたデザインが特徴的で日常生活に取り入れやすく、有名イラストレーター田中健太郎氏とのコラボレーション商品は好評を博しました。
また一ノ瀬 靖博自身も、若い頃に培った芸術センスを活かし笛吹市の芸術祭で賞を受賞している人物です。
「icci KAWARA PRRODUCTS」には、古くから日本人と共に歩み続けた瓦を少しでも多くの人に手に取ってもらい新しい瓦の可能性を見出していきたい、という一ノ瀬 靖博の想いが込められています。
山梨県を超えて全国へ、そして海外へ
地元山梨県笛吹市を拠点に山梨県全域の屋根工事を請け負う一方で、近年は一般住宅だけでなく建築家のプロジェクトにも携わる機会が増えました。
一ノ瀬瓦工業の事業は山梨県を超えて全国へと足を延ばし、ゆくゆくは海外進出も視野に入れています。
写真は既述したイェール大学での日本建築プロジェクト「Japanese Tea Gate Project」と、カリフォルニアに曹洞宗の世界の総本山を建設するプロジェクト「Tenpyozan Zendo Project」のものです。
世界に日本建築や瓦を魅力を広め日本人にも今以上にこの文化や歴史を誇ってもらう、という大きな展望を持つ一ノ瀬 靖博は今後も絶えず新たな挑戦を続けるでしょう。
一ノ瀬 靖博のプロフィール
1976年 山梨県笛吹市で誕生
1998年 一ノ瀬瓦工業に入社
2007~2008年 イタリア、オーストラリアに短期留学
2015年 アメリカのイェール大学の日本建築プロジェクトに参加
2016年 一ノ瀬瓦工業5代目社長を就任、icci KAWARA PRRODUCTSを始動
まとめ
山梨県笛吹市で実績豊富な屋根・棟の修理業者をお探しの方は、一ノ瀬瓦工業へご相談ください。
施工内容問わず、まずは気軽にお問い合わせいただけると幸いです。
コーヒースタンドやカフェ、瓦プロダクトに関するお問い合わせもお待ちしております。
お問い合わせフォームを是非ご活用ください。
棟の修理・点検の事なら、屋根の専門家にお気軽にご相談を
どんな些細なご不安でもまずはご相談ください。
お問い合わせエリアに応じて、創業80年以上の実績と経験のある我々が対応させていただきます。
お問い合わせフォームまたは下記電話よりご連絡ください。
東京エリア:株式会社石川商店(03-3785-1616)
神奈川エリア:株式会社いらか(0463-34-3501)
山梨エリア:有限会社一ノ瀬瓦工業(0120-492-901)
(上記エリア以外でも、対応可能な場合もあります)
対応が難しいエリアの場合は信頼できる全国の屋根屋さんを紹介させていただきます。
屋根のてっぺんリフォームとは
東京・神奈川・山梨の創業80年を超える老舗瓦屋3社による、屋根のてっぺんにある棟(むね)についての情報発信サイトです。
建物の中でも非常に重要な役割を持つ棟ですがその認知度は低く、気付いた時には取り返しのつかない事態になった家を瓦屋として多く見てきました。
また認知度の低さを悪用した悪徳業者も増えており、その被害は年々増加しています。
被害を未然に防ぐことが、老舗瓦屋としての使命と思い同じ志を持った3社共同で運営しております。