本記事では、屋根材を選ぶ際のポイントを解説しています。
ポイントが多くて迷う!といった方向けにも最後にアドバイスを載せています。
家を建てるにあたって屋根材を検討する際の参考になれば幸いです。
屋根材は種類豊富で特性も様々
こちらの記事で、屋根材について紹介しました。
屋根材には種類がたくさんあることを説明しましたが、ではどのような基準で屋根材を選ぶべきか迷う方もいるでしょう。
屋根材を選ぶポイント4つ
デザインの好み
屋根は家全体の雰囲気を大きく左右する部分です。
当然ながら、屋根材によってデザインつまり見た目は大きく変わります。
「思っていたより耐久性が低くてメンテナンスが面倒」などのギャップが発生する可能性があるためデザインの好みだけで屋根材を選ぶことはあまりおすすめしないものの、デザインは大事な要素のひとつです。
せっかく家を建てるなら、気に入った見た目の屋根を施工したいですよね。
耐久性の高さ
メンテナンスや修繕の頻度、個人のライフスタイルも踏まえて、必要な耐久性の高さを検討する必要があります。
また住んでいる地域の気候によっても、経年劣化のしやすさは異なるでしょう。
寒暖差が激しい地域や海沿いの地域などは、その地域特性に適した耐久性を持つ建材を選ぶこともおすすめです。
地域別の屋根特性については以下の記事で紹介しています。
初期費用と維持費用
屋根材を選ぶ際には、早い段階で業者に見積作成を依頼しておくことをおすすめします。
また費用というと初期費用に目が向きがちですが、維持費用も忘れてはいけません。
施工費用(=初期費用)は安いもののメンテナンスや修繕の費用(=維持費用)が実は高い、といったケースもあります。
どちらの費用に重きを置くかは個人のライフスタイルによっても異なるでしょう。
業者に見積作成を依頼する場合は、メンテナンスや修繕に関する費用も併せて相談しておくと安心です。
屋根形状との相性
屋根材によっては、屋根形状との相性があるものもあります。
どういうことかと言うと、例えば「屋根材としては瓦が好きだけど、屋根形状はバタフライ屋根が好き!」となった場合、両者は相性が悪いためどちらかを諦めなければいけません。
どのような屋根形状とも合わせやすい万能なタイプの屋根材もあるものの、屋根形状との相性は把握しておいて損は無いでしょう。
屋根材と屋根形状の相性については、以下の記事で紹介しています。
困ったときは、まずは好みのデザインを探す!
屋根材を選ぶポイントは複数あるため、優先順位の付け方に迷う方もいると思います。
そういった場合は、まずはデザインの好みで選んでみることをおすすめします。
見た目の好みだけで選ぶことはおすすめしないとは記載したものの、専門的知識が無くてもデザインの好みは分かりやすいため選別がしやすいです。
好みのデザインの屋根材を探し、屋根屋さんに「この屋根材を使用したいが注意事項はあるか」「この屋根材でこの屋根形状はできるか」といった相談をしてみるといいでしょう。
まとめ
屋根材を決めるにあたって気にすべきポイントはたくさんあるため、納得いくまで比較検討することが大切です。
尚、屋根形状の種類については以下の記事で紹介しています。
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