スレート屋根とは近年需要の高まっている屋根形状のひとつです。
本記事ではそんなスレート屋根に塗装を行ったことをきっかけとして起こる雨漏りについて、原因や対処法をご紹介します。
スレート屋根とは
近年需要の高まるスレート屋根
スレート屋根は施工できる業者も多く工事費用も安価なことに加え、デザインバリエーションも豊富なため近年需要が高まっています。
スレートとは、セメントや繊維質の材料を織り交ぜて作る板状の屋根材です。
ただしスレート自体が非常に薄く瓦などの丈夫な屋根材に比べると破損などのリスクが高い傾向にあります。
スレート屋根の特徴については以下の記事でより詳しく紹介しているため、ぜひ併せてご覧ください。
スレート屋根は再塗装が必要?
スレート屋根は塗装が施されているため、経年とともに塗装が剥げてきてしまい再塗装の必要が発生します。
塗装が剥げてくると水分を含みやすくなるためコケが発生する恐れもあり、美観を損ねる原因となります。
塗装が剥げたことによって雨漏りなどの致命的なトラブルに直結するわけではないものの、見るからに経年感を醸し出す住宅は悪徳業者のターゲットにされやすいというデメリットもあります。
適度なタイミングで再塗装を行うことが美観維持という観点ではおすすめです。
上述の悪徳業者被害について詳しい手口を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
スレート屋根再塗装後の雨漏り
スレート屋根の再塗装直後に雨漏りが発生した、というケースが稀にあります。
屋根塗装後の雨漏り原因
縁切りとは屋根の塗装を終えてから塞がった隙間の塗膜を切り雨水や水蒸気の通り道を確保する工程のことです。
この縁切りが不足していると雨水の逃げ道を塞いでしまうため、屋根内部に雨水が侵入し野地板などの木材を腐らせてしまい雨漏りに繋がるリスクがあります。
屋根の塗装は信頼できる屋根屋に依頼を
不慣れな業者が塗装を行った際のリスク
縁切りは、とにかく隙間をつくれば良いというものではありません。
縁切りは余分な塗料を除去しながら「タスペーサー」という道具を用いて隙間をつく隙間の開け方や施工のタイミングを誤ると隙間が塞がってしまったり不足してしまうことがあります。
経験や知識の豊富な業者に依頼することが最も安心です。
業者選びのコツは「施工事例」を確認すること
上述のような施工不備を避けるためには、施工事例などをよく確認して業者選びを行うことをおすすめします。
近年は優良業者の多くがSNSやHPで施工事例を公開しています。
施工事例を多く掲載しているということは、それだけ実績を積み重ねてきた証拠でもあります。
ご希望の工事により近い事例があれば尚良いでしょう。
施工事例を確認することで、その業者の費用もおおよそ把握できることもあります。
まとめ
スレート屋根を使用されている住宅において、屋根塗装直後に雨漏りが発生した場合は縁切りがされていないもしくは不足している可能性があります。
信頼のおける業者に依頼して一度見てもらってください。
雨漏りの修繕および原因究明の依頼先にお困りの際は、ぜひ我々屋根てっぺんリフォームまでご相談ください。
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