屋根のメンテナンスって【いつ】【だれに】依頼すればいいの?

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屋根に限らず、家は定期的なメンテナンスが必要、ということは多くの人が聞いたことのある話でしょう。

ではそのメンテナンスをする場合、「いつ」「だれに」相談したらいいかご存知でしょうか。

これだけ身近な家でも、いざメンテナンスとなるとどうしたらいいかわからないものです。

本記事では家の、特に屋根のメンテナンスについてご説明しようと思います。

だれに依頼したらいいのか

メンテナンスは、実績のある「屋根屋さん」「瓦屋さん」に依頼することを推奨します。

優良な業者を探すには、まずは実績の有無を確認することが大切です。

HPやSNS上で、実例写真付きで実績を紹介している業者も多いのでぜひ活用してください。

また、複数業者に見積を作成してもらい比較するのも有効な検討方法です。

屋根の不具合は、ぱっと見てわかるような形で現れるとは限りません。

素人はもちろん不慣れな業者では内側の状態までは把握が難しく、対処すべき不具合を見落とす可能性があります。

的確な判断をするためにも、実績のある業者の見識に頼ることがおすすめです。

どのくらいの頻度でメンテナンスすべきか

これは屋根の形状や素材、気候によって大きく異なります。

特に頻度を左右するのは素材でしょう。

細かく分けると非常にたくさんの種類がありますが、ここでは大きく分けて瓦と金属について説明します。

瓦屋根

瓦屋根とは、瓦を積み重ねることでできた屋根です。

瓦屋根は工事費用が高額になり工期も長くなるものの、劣化が遅くメンテナンス頻度は少なく済む傾向にあります。

これは瓦自体の丈夫さに由来していて、瓦はほとんど経年劣化しません。

瓦の耐用年数は50年以上と言われており、非常に耐久性に優れているのです。

ただし台風などの自然災害時には、瓦が剥がれてしまったり欠けてしまうことがあります。

また、瓦同士の隙間を埋めている漆喰は経年劣化するため漆喰のメンテナンスや修繕は定期的に発生します。

漆喰はおおよそ10年で劣化し始め、ひび割れや欠けが起きることが多いです。

そのため棟瓦に関して起こる修繕としては、ずれてしまった瓦の積み直しや漆喰の再塗装などが挙げられます。

瓦を固定する漆喰の劣化や、台風などによるトラブルを加味すると10~20年に1回程度はメンテナンスを実施することが望ましいです。

金属屋根

金属屋根とは、ガルバリウム鋼板などの金属類でできた屋根です。

近年では日本で普及率の高い屋根材と言えます。

この金属屋根で使用される金属板を板金と呼びます。

1900年代頃までは板金に使用される素材はトタンが主流だっため、金属屋根は錆びやすい・劣化しやすいといったイメージを持つ人も多かったでしょう。

しかし2000年代に入ってからは主な使用素材がガルバリウム鋼板に変わり、錆びにも強くなり耐久性が上がりました。

それでも瓦に比べると劣化は早く、メンテナンス頻度も多くなる傾向にあります。

その代わり板金は扱いやすさ故に工期は短く、費用も安価に済みます。

耐用年数は15~25年、メンテナンスは7~10年ごとが目安です。

まとめ

メンテナンスでもし不具合が見つかった場合、修繕費用が高くついてしまわないか不安になりますよね。

しかし覚えておいていただきたいのが、屋根の修繕費用には火災保険が適用されるケースが多いということです。

火災保険の適用にはいくつか条件もあり、事前に把握しておくべきこともあります。

下記の記事で詳しくご説明しているため、ぜひご覧ください。

屋根棟の修理に火災保険は適応される?適用条件や注意事項を解説
屋根棟の修理費用は安くはなく、棟瓦においては一般的な家で40万円程かかることもあります。ただし覚えておいていただきたいのは、修理費用には保険が適用されるケースも多いということです。本記事では、屋根棟の修理への保険適用について説明させていただきます。

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